おばあさんよ・・・

そうを抱っこ、りょんとおててを繋いでバスでおでかけ。一人で二人の子供を連れてバスに乗るのは初めてで、めちゃくちゃ大変やろなぁとかなり身構えていた。でも二人ともおとなしくお利口さんにしてくれて、順調に用事が終わり、あとはバスに乗って帰るだけ。なぁ〜んだ楽勝だわと思っていたら・・・

見知らぬおばあさん出現。

ベンチに座ってバスを待っていたりょんに「まぁ〜可愛いボウヤね〜」と声を掛けて後ろのコンビニに消えたかと思うと、温かいココアを抱えて戻ってきた。もうバスが来るというのに缶を開けてりょんに飲ませようとするおばあさん。バスが来た途端、ココア満タンの缶を私に押し付けて、りょんを連れてさっさかバスに乗ってしまった。

決して傾けられない缶を持ったままバスに乗り込むと、おばあさんはりょんを膝に乗せて知人と談笑していた。近くに空いた席がなかったので仕方なく側に立ってたんだけど、そうを抱っこしたまま中身の入った缶を持って手すりにつかまってるのはかなり苦痛。りょんはわけわかんないって顔してるし・・・。途中でおばあさんの知り合いが降りたのでそこに座ったけど、ストレスで気分が悪くなってきてしまった。

りょんを膝に乗せたまま、自分の孫の話をしたり、りょんにまたココアを飲ませてやったり（服にこぼしながら・・・）して、おばあさんようやく退場。あとに残ったのは呆然としたりょんと、中身がたくさん残っているココアの缶と、気持ち悪くて吐く寸前のお母ちゃん。ギリギリの状態でなんとか家まで帰って布団に倒れこんだお母ちゃんに、腹をすかせた猛獣二匹は容赦ナシ。あーホンマにツラかったわ・・・。

りょんを可愛いと言ってココアをくれたところまでは嬉しかった。が、それ以降はちとやりすぎでしょうよおばあさん。こんな人ほんとにいるのねー・・・。つーかどんなにツラくても母は母業を全うせねばならず、世の中のお母さんは偉いなぁと改めて思いました。しくしくしく。